秋田市 「草生津川コスモスロード」を散歩する

街角の庭

自宅から徒歩10数分の散歩コース、草生津(くそうづ)川沿いにやってきました。
ここは桜の名所でもありますが、秋は鮮やかに咲いたコスモスが散歩する人の目を楽しませてくれます。
 
花の維持管理をしているのは、近隣住民らでつくる草生津川コスモスロード実行委員会。
15年前から遊歩道脇にコスモスの種をまいていて、今年も約600メートルの両岸に約10万本の種を撒いてくれたようです。

というわけで、この辺りから戻って散策してみます。
 


  

なかなかいい感じです。
ただ例年はもう少し色が多彩な気がするのですが、今年はオレンジに偏っているかも。
  

途中、こんな感じで花が途切れている個所も目立ち、気になりました。

後日、コスモスロード実行委員会のメンバーでもある義父に確認したところ・・・
実行委員メンバーの高齢化によって以前と同等作業の継続が困難になっているようです。
種の購入は市からの補助があるようですが、維持管理は完全ボランティア。
今後メンバーの補充がなければ、コスモスロードの維持が難しくなるかもしれません。
うーーむ、来年は私も協力しようかな。

  

ところで、遊歩道を進んで行くと左側に面白いオブジェが見えてきます。
あれは何でしょうか?
 

八橋油田のポンピングユニットです。
(稼働中ではなく公園内のモニュメントになってます)

明治の初め頃から秋田は石油の生産地として有名で、なんと現在も細々と石油や天然ガスを採掘しています。
周辺には現役で稼働中のポンピングユニットがいくつか存在します。
弘前の造園科時代に同級生から
「秋田北インターから秋田市内に向かう道沿いにポンピングユニットが見えてくると、秋田にやって来たなあと思う」
と言われたのを思い出します。

現在は生産量こそ全盛期に遠く及びませんが、産油技術は着々と改良されているようなので
まだまだ現役で頑張ってほしいものです。

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