都会の中のオアシス「世田谷区 等々力渓谷」での非日常散歩

街角の庭

2月から急遽新しい仕事をすることになり、その準備作業で余裕がなくなって
しばらく投稿をさぼってました。
暖かくもなってきたし、少しずつ再開していきます。
  

私は「雑踏からちょっと小路に足を踏み入れると、そこに意外性あふれる別世界が広がっていた」的な庭や空間が大好きです。私が求める庭の第一のテーマでもあります。
今回、そんな意外性を感じる都会の中のオアシス的な庭を、思い起こして記録していきます。
場所は世田谷区、自由が丘からもほど近い等々力(とどろき)渓谷
※撮影は東京勤務時代の2018年7月21日のものです。

東急大井町線の等々力駅を降ります。
  
  

南口の通りに出て、成城石井のところで右に入ります。
  

右に曲がると、鬱蒼とした高木が目に入ってきて
この時点で普通の住宅街とは違う雰囲気が感じられます。
橋の右脇の階段が異世界への入り口ですので降りてみます。

階段を降りると目に入る赤い橋は、「ゴルフ橋」と命名されているそうです。
今では閑静な住宅地ですが、大昔ここは等々力ゴルフコースがあった場所なんですね。
1939年にゴルフ場は廃止され、その後ゴルフ場の施設は空襲で焼失したようです。
(以上、豆知識でした。)
  

階段を降りきるといきなりこの別世界、都会の雑踏は完璧に忘れさせてくれます。
上部はケヤキ、シラカシ、コナラ、ヤマザクラの高木。
下に来るとシダ類の存在感がすごくてジャングルのような雰囲気もあります。
体感温度が2度くらいは確実に下がります。
 

右側は、矢沢川という川で1キロほどで多摩川につながります。
  
 

来た道を振り返る。
散策路では、座って絵を描いている方もいました。

渓谷の散策路を400mくらい進んで行くと、パスタやさんの看板がありますので
お昼はここで頂くことにします。

見上げると、渓谷から上の建物に向かって登れるようになってます。
  
 

さらに階段を上って・・・・
  

地上部のマンションの入り口にきました。
レストランはこの中にあります。
  

食事席からの風景です。
どうでしょう、都内住宅地にあるレストランとは絶対思いません。
どこか高原のリゾート地のようです。
マンションの半地下にある店なのに、渓谷からは4階建て相当の高さに浮かんでいる状態。
そのため窓から見える景色は非日常感にあふれてて、この景色を楽しむためだけに来る価値がある店です。
等々力渓谷に来る際は、是非この店に立ち寄ってほしいものです。
(4年近く前の話なので最新状況をネットで確認しましたが、現在も評判のようで安心しました。)


案内図です。
先ほど寄ったレストランは、中間あたりの環状8号線に上がった玉沢橋のところに位置します。
他にも日本庭園やら不動の滝やら展望台やら、いろいろ見どころがあったのですが
撮影した画像はこのくらい。

等々力渓谷、いい感じのスポットでした。
癒しが欲しい時に再訪したいと思います。


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