都会の中のオアシス「三菱一号館美術館」の中庭

街角の庭

前回、等々力渓谷について書きましたが、お気に入りの都会のオアシスをもうひとつ記録しときます。
場所は日本の超ど真ん中。
ここです。


東京駅と皇居の間に位置する、丸の内の三菱一号館美術館の中庭。
美術館自体がメジャーな観光スポットでもあるので、訪れたことがある人もいるかと思います。
参考までに、以下が公式Webサイトになります。

新しい私に出会う、三菱一号館美術館
JR東京駅徒歩5分。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心。


美術館の素晴らしさはさておき、ここの中庭も「雑踏からちょっと小路に足を踏み入れると、そこに意外性あふれる別世界が広がっている」庭といえるものです。
  
今回も、過去の画像を基に思い起こしてみます。
※画像は2018年5月13日撮影

東京駅丸の内南口です。
目的地はここから数百mの至近距離にあります。
  
 

南口を出て、KITTEビルに沿って歩きます。
この画像は、途中で後方を振り返ったところです。
  
 

KITTEビルを左に曲がるとすぐに、赤レンガの重厚な建物が見えてきます。
これが、三菱グループが運営する三菱一号館美術館。
丸の内最初の洋風建築として明治時代に建てられたビルを復元したもので
最高に風格があります。
  
  

さらに近づいていって・・・
  

手前から入っていきます。
この右側のビルは、三菱商事本店が入居する「丸の内パークビルディング」。
34階の高層ビルで、かつ構造的に途中から手前にせり出していて圧迫感もあり、
なにやらビルの細い谷間に入り込んでいくような気分になります。
まだ奥の方はうかがい知ることはできませんが、
「この先の奥には何があるんだろう」と期待を抱かずにはいられません。

進んで行くといきなりこの光景です。
初めて行った時は感動しました。
都心のビルの谷間に、突然の雑木林と秘密の花園。
都会の喧騒を忘れさせてくれる楽園的な空間になってます。

ここは薔薇の庭としても評判です。
庭の薔薇は、洋館を設計した建築家ジョサイア・コンドルが愛していた英国産の薔薇が多いそうです。
  
 

囲われた空間ですが、美術館側は低層なので程よく視界の抜け感があります。
  
  

反対の有楽町側から見ると、ご覧の光景。
とても庭があるとは想像できなくて、通り過ぎてしまいそうです。

コロナ禍になってから東京はご無沙汰ですが、書いているうちに行きたくなりました。
今年中には再訪したいです。

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