先日、秋田市官庁街からほど近い川元地区にて仕事してきました。
こちらには秋田市の保存樹があり、その剪定作業となります。
ブルーシートで覆われている工事は、市立秋田総合病院・新病院棟の建設現場です。
その手前に見える2本のケヤキの大木が今回剪定対象です。
右側の木は高さ30m近くもあります。
脇の道路は一方通行で幅員が狭いにもかかわらず、路線のバスの運行通路になっていて交通量もけっこう多いです。
通常であれば高所作業車での作業となるはずですが、今回はその方法はとれません。
ではどうするか?
こんな時のために特殊任務を遂行してくれる会社があるんです。
以下がその会社のWebサイトになりますので是非確認をお願いします。
こちらの会社はアーボリスト(空師)として特殊伐採を請け負ってくれます。
アーボリストとは
欧米由来の「ツリークライミング」と呼ばれる技術を身につけた、高い樹木の剪定やメンテナンスを担当するスペシャリスト。
では早速、そのスゴ技を振り返ります。
最初に数か所ロープを投げつけて、樹木の枝や幹に巻き付けて上がるルートを決めてます。
するするっとクモのように登っていきます。
アッセンダーという専用の登高器を使用していて、上方向には動くが下方向にはロックされて動かない仕掛けになっているようです。
これからチェーンソーで枝を剪定しようとしているところ。
ほとんど空中に浮かびながら作業しているように見えます。
さらにロープを張って上昇していきます。
いやー凄いもんです。道行く人も立ち止まって目を見張ってます。
彼らの仕事ぶりを拝見して、まず最初にイメージしたのは・・・
やはりこれです。
正に現代のスパイダーマン、憧れ以外ありません。
あと、もうひとつ。
こんなシーンも連想しました。
要するに、プロ中のプロ と言いたいわけです。
アーボリスト(空師)という危険で魅惑的な職業。
是非、知っておいて頂きたいと思います。
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