サッカーJ2の応援でいわき市に行った帰り、郡山の庭園に立ち寄ってきました。
中心市街地にある「麓山公園」(はやまこうえん)で、日本の歴史公園100選にも選ばれています。
この公園は二本松藩第8代藩主、丹羽長祥(にわ ながあきら)の馬場だった場所で、江戸時代後期に当時の郡山村の宿場町昇格を記念して整備されたとのこと。

それでは入ってみます。

門から直線的に続く延べ段、風格ありますね。

入った時の印象は、松の高木を主体とした純和風庭園。
桜をメインとした他の都市公園とは趣を異にしてます。

この庭園には『安積疏水麓山の飛瀑』という国登録有形文化財にもなっている人口の滝があります。
さっそく、麓山の飛瀑を体感しようと向かっていきましたが・・・

なんとポンプが故障中で運転停止中。
残念過ぎます。

麓山の飛瀑(運転停止中)です。

園内には、心という字をかたどった「心字池」があります。
池に沿って散策してみます。



池に向かって枝を延ばすように仕立てられた松が印象的です。
予算をきちんと確保できてる都市公園だからでしょうか
きれいに管理されている印象です。

カルガモですね。
水辺で太陽の光に当たると羽根が青く見えることがあります。

竹林に佇む、茶室・・でしょうか。

なんと、トイレでした。
こんな高級感のある公共トイレははじめてです。

一段上がってみます。

上がった先は、芝生広場になっていてサクラの木がたくさん植えられてました。
日本庭園とは別に、桜を楽しむエリアを用意しているということですね。

道路を挟んだ先に、「麓山の杜」という記念公園もありました。



こちらは「麓山公園」と比較してより現代的な庭園といった趣です。

庭園内にある茶室「無尽庵」。

「無尽庵」に隣接する「麓山荘」。
茶道、華道などで利用されています。

公園横の街路樹。
ハナミズキの列植がきれいでした。
市中心部に位置し、中央図書館や中央公民館、NHK支社などが隣接、大規模駐車場も完備されていて利便性は抜群です。
麓山公園、正統派の都市公園でした。
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