秋田市中心部から車でおよそ30分。
昨日、日本のみならず世界で高く評価される「秋田国際ダリア園」に行ってきました。
(開園期間:8月上旬~11月上旬)
何がそんなに凄いんでしょうか。
ここを作り上げたのは「ダリアの神様」と呼ばれる育種家・鷲澤幸治さん。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演されてます。
育種家と言うのは、花の品種改良をして新品種を生み出す人のことで
日本に流通するダリアのおよそ7割はここで生み出されたものだそうです。
かつては仏壇に飾る地味な花だったダリアが、この方のおかげでハレの日を彩る花へと変わることになったとか。
なんか凄いです。
受粉方法にもこだわりがあり、
人の手による受粉を「自然ではない」と言い、
あえて「虫に任せる」(偶然を求める)ロマンあふれる方法をとっているとのことです。
それでは、行ってみます。
看板は手作り感満載でアットホームな感じです。
受付を通ると、順路の看板があります。
最初に「右の遊歩道を上がれ」とのことですので、素直に指示に従います。
右の遊歩道を上がっていくと・・
このように園全体を包み込むように咲いている白い花に目を奪われます。
この花はなんでしょうか?
クジャクアスターです。
宿根アスターの1種で、シロクジャクとも呼ばれます。
ボリューム感があり、広めの秋の花壇にピッタシです。
園路を上ったあたりで、左手を振り返ります。
敷地面積はおよそ1.2ヘクタール。壮観です。
丘の上にはレストランもあります。
指定されたとおり、中央通路を下りて戻ってきました。
なにせ、約700種、約7,000株のダリア。
とても全部は見切れないので、適当に撮影してみます。
大輪コーナーをメインに、適当に撮りました。
ブログ映えする画像が少ないので、以下の公式サイトも紹介しときます。
芝生広場には、こんなものもありました。
なまはげダリアのコーナーもありました。
NAMAHAGEダリアとは
鷲澤幸治さんと秋田県が共同開発した秋田県オリジナルダリア。
毎年、東京の太田市場で「NAMAHAGEダリア選抜総選挙」と称して
同園で開発された未発表品種(商品化されていない品種)を展示し、
人気投票でその年のNAMAHAGEダリアが決定されるとのこと。
ダリア界では圧倒的な存在感を持つブランドのようで、これまた凄い話です。
「秋田国際ダリア園」ふらっと短時間立ち寄っただけですが、なかなかのパラダイスでした。
これからも、温かく見守っていきます。
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