「弘前城植物園」ハンカチツリーが咲く

国内の庭

弘前城植物園ではハンカチツリー(ハンカチノキ)が見ごろを迎えてます。

ハンカチノキという樹木を私が意識したのは、自宅の庭の木をあれこれ検討していた時期なので、
今から20年数年前のことになります。

当時よく読んでいた花木の本。
約100種類の花木が紹介されていて、その中にこの珍しい木を見つけました。
中国四川省の山奥の標高2000m近いところで19世紀の後半に発見された花木。
花のように見える白い部分は、苞葉というもので蕾をつつむように葉が変形したものだそうです。
この白く大きな2枚の苞葉がハンカチみたいに見えるわけです。

土質は特に選ばず育てやすいと書いていたので、植えてみたくなったのですが
当時はどこに行っても売っておらず、自宅の庭に植えるのは断念しました。
今の時代ならネットで簡単に購入できるはずです。

今までいろんな庭を見てきましたが、実際にこの木に遭遇できたのは弘前城植物園だけです。
植物園公式サイトのグリーンマップを拝見すると、ハンカチツリーの場所をあえて明記してます。
このことから植物園としても、この珍しい木をアピールしたいという思いが伝わってきます。

弘前城植物園自慢のハンカチツリー。
看板が味わい深いです。


確かにハンカチがたくさん吊るしているように見えます。
植物園の目玉樹木ですので、是非一度見て頂きたいと思います。

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