私は庭以外にも人生で力を入れている趣味がいくつかありますが、その中の一つサッカーJ2のホームゲームが昨日ありました。
結果は最下位のチーム相手に悔しすぎるドロー。
あまりのショックに食事も喉を通らず、このままでは月曜からの労働に支障をきたしかねません。
なにかリフレッシュ的なイベントでもやって精神のバランスをとらねばと思案を重ねた結果、県内のとある庭を訪問することにしました。
以下は、その庭の紹介サイトです。
行き先は、男鹿市の雲昌寺。
自宅から1時間弱とほど近いにも関わらず、なんとなく今まで行ってませんでした。
実はアジサイという花木が好みではなかったんです。
でも梅雨時期のこのタイミング、恒例の地元テレビ局や新聞の紹介報道を見てるうちに
そろそろ行くべきと判断しました。
駐車場から向かう道沿いに、ご覧のような幟がたくさん立ち並んでます。
ここ「雲昌寺」は、三才ブックス 「死ぬまでに行きたい!世界の絶景-日本の絶景編2017」の第1位に選ばれてるんですね。
1株から挿し木を繰り返し20年近くかけて増やしてきたようです。
コロナで県外客は少ないとはいえ、朝から想定外の見学者の数。
まるで京都の観光地かと錯覚します。
敷地内に入った瞬間から、あじさいの洪水に圧倒されます。
あじさいの絨毯というか、海のようなかんじ。
よくぞここまで挿し木で増やしたもんです。
あじさいの花色はリトマス試験紙と逆で
基本は酸性だと青色、アルカリ性だと赤色に変わる傾向があります。
全体が青で統一された花色は、私が愛するブラウブリッツ秋田のチームカラー「ナマハゲブルー」と同じで縁起がいいです。
本堂にてお賽銭をしっかり投げ、後半戦のチームの快進撃を祈願した次第です。
あじさいの定番です。
花房全体が装飾化され球状に集まって咲くタイプで、一般にハイドランジア(セイヨウアジサイ)の名前で流通してます。
雲昌寺の庭を構成するのは、ほぼ全てがこの品種ですが一部違うのも植えられてます。
セイヨウアジサイの一種、アナベル。
土壌のPH(酸性度)に影響を受けることなく、常に白い花を付ける品種です。
こちらは、ガクアジサイ。
園芸品種であるセイヨウアジサイのような派手さはありませんが
しっとりとした落ち着きがあり、日本原産だけあって和風の庭によく合います。
こちらはガクアジサイにも似てますが、もしかしたらヤマアジサイという品種かもしれません。
こちらはカシワバアジサイで、花穂が小さく直立するスノークイーンという品種。
葉っぱに切れ込みがあって、カシワの葉ににています。
こういうバラのような美しいアジサイもありました。
調べたら、ガクアジサイの園芸品種で「ケイコピンク」というようです。
「ケイコ」という名前は、 この品種を作り出した方の奥様の名前からつけられたとか。
やっぱり食わず嫌いはいけません、来てよかったです。
雲昌寺のあじさい庭、さすがです。
食欲も復活し、明日からなんとか仕事ができそうです。
我が庭でも増やしたい木があるので、挿し木もやろうかな。
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