仙台駅屋上庭園「スカイガーデン」にふらっと立ち寄る

国内の庭

一昨日、サッカーJ2の応援で久しぶりに仙台に行ってきました。
仙台は私の退職時の勤務地であり7年以上も過ごしているので、ほとんど故郷のようなものです。
土地勘は充分にあり「知らない庭はほとんどない」と言いたいところですが、杜の都の懐は深いです。
まだまだ知らない庭はたくさんあります。
その日、初めて立ち寄った庭について記録しときます。
  

当日はあいにくの雨のため、スタジアムへ行くまでの数時間
駅ビルから外に出ないで過ごすことに。
  
  
  

そういうわけで、駅中のオイスターバーなどで昼から飲み始めます。
  
  

その後、駅ビルS-PAL東館の4階の東急ハンズ辺りをプラプラして、本館へつながる通路に出ると・・・・
  
なにやら右上の方向に植栽が見えます。
屋上庭園っぽいです。
  
  

本館方面を見ると、階段が見えます。
  

「SKY GARDEN」と記された階段を上ってみます。
  

エキナカから数十秒で到着。
綺麗に整備された屋上庭園がありました。
  
  

雨が強くて逡巡しましたが、せっかくの一期一会
意を決して外にでることにしました。
右手、北側にはAERなどの高層ビル群が見えますね。
  
   

左手、南側は芝生を囲むように植栽されてます。
ここは宮城にゆかりのある草木を使用されているとのことです。
  
  

手前の木はおそらく「センダイシダレ」だと思います。
芝生は野芝の一種で、金華芝(キンカシバ)という芝生です。

金華芝とは?
宮城県牡鹿半島沖に浮かぶ金華山。
その周囲で漁獲される金華サバは高級魚として有名で、私も好んで良く食べます。
この金華山に自生する野芝が鹿との共生により種子で繁殖。
そのため多様な遺伝子を獲得し耐寒・耐塩・耐病性が向上した優れものらしいです。

ということを、今回後付けで勉強しました。
う~~む、うちの庭にもこの芝生を植えたくなりました。
  


  

コニファー系の植栽群の後方にある木が、おそらく「センダイヨシノ」だと思います。
宮城の植物学者がヤエベニシダレとソメイヨシノを交配させて誕生した品種です。
  

左右の落葉樹の株もとに植えられてるのは、たぶん「ミヤギノハギ?」かな。

見た目の枕木の高さは20cm程度ですが、植穴の深さが実際にどれだけ確保しているのか造園科出身の私は気になります。
(ちなみにサクラのような高木だと90cm以上が目安と教科書には書かれてますけど・・・)
  

最後に、もう一度北側を見る。
もう少しじっくり撮影したかったですが、雨が強くて退散します。
今度、花の季節をねらって再訪することとします。

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