40年以上かけて自作した庭園! 男鹿市「彩雲庵」に行く

個人の庭

男鹿市に趣味が高じて凄い庭を作った方がいると聞き、見学に行ってきました。
作庭者の佐藤さんは元大工さんで、子どもの頃から神社仏閣の建築や日本庭園に憧れがあったそうです。
偶然カレンダーで見た京都の大河内山荘庭園の景色に一目ぼれし「いつかこんな庭園を造ってみたい」と構想を抱き始めたとか。
ところで大河内山荘庭園というのは・・・・

百人一首で有名な小倉山の南面に、映画俳優大河内伝次郎(1898~1962)が、自ら一木一草にも丹精込めて創作した庭園。
庭園には数多くの松、桜、楓が興を添え、朝な夕な、七色に変化する比叡の峰々が望め、徒然草にゆかりの双ヶ丘に連なる洛西の風光が楽しめ、数多い京の庭園のなかでも屈指の名園といえる。
(京都府観光連盟より)

という所です。
公式サイトは存在しないようですので、以下の紹介サイトをリンクしときます。

大河内山荘庭園 | 京都ミュージアム探訪 (kyoto-museums.jp)

いいですねえ京都の名園。
おそらく・・・
・個人が自ら丹精込めて創作した庭園
・高台で眺めがいい
とういうところが佐藤さんの琴線に触れたのではないかと推測します。
書いてるうちに、がぜん大河内山荘庭園に行きたくなりましたが、まずは男鹿の庭園をおさえることとします。

場所は男鹿駅から800mほど、市保険福祉センターの右奥です。
駅から徒歩でも行けそうです。

近づくと幟と看板が見えてきました。
  

坂道を少し上って、ここから入ります。
  

高台まで上りきると・・・
  

門冠りに仕立てられた松が迎えてくれる、見事な日本庭園です。
   

入ってすぐの左手は、男鹿市内を一望できる休憩コーナーになってました。
  

あらためて庭の方を振り返ります。
なんと敷地は1000坪もあります。
池を中心にマツやモミジ・ツツジなどが茂り、回遊できるような散策路も整備されてます。
   

奥の方には、風格ある日本家屋が見えます。
近づいてみます。

  
  

この建物は、京都の大河内山荘の中心施設である「大乗閣」を、真似て作成したものだそうです。
実際に京都を訪ねて寸法などを目で見て覚えた上で忠実に再現され、建物には「彩雲庵」と名付けられています。

彩雲庵の前から、男鹿の街方向を見る。
庭石や石灯籠・赤い太鼓橋などがバランスよく配置されています。

彩雲庵の中にも入ってみます。

座敷の正面の窓から、男鹿の街方向を見る。
  

座敷の右側の開口部より庭を見る。見事な額縁効果を感じます。
この部屋で作庭者の佐藤さんよりお茶を頂き、少しお話させてもらいました。
  
まずは庭を作る高台の場所を探して、ここの山を購入。
重機を自ら動かして土地を造成するだけで4年はかかったと、言ってました。
石や庭木も、ほぼ一人で運び込んで40年以上の歳月をかけて築き上げた庭です。


  

入ってすぐ右側には茶室もありました。
  
  

彩雲庵の奥の部屋。
先ほどの座敷は数寄屋造り、この部屋は神殿造りの様式で造られてるそうです。

以上になります。
40年以上かけて自作した、京都名園のオマージュ!
彩雲庵を是非訪れていただきたいです。
佐藤さん曰く「見頃はやっぱり春」いうことですので、桜やツツジの時期を狙ってまた行きたいです。

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