前回記事で自宅庭のクリスマスローズについて記録しましたが、今回は本格的な「クリスマスローズの里」なるところに行ってきました。

場所は秋田市郊外の珠林(しゅりん)寺の境内にあります。
同寺の花壇は約1万2千平方メートルで、愛好者ら74人でつくる「クリスマスローズの里・友の会」が2008年から植えて、手入れしているそうです。
約6200株の白やピンク・紫・黄など色とりどりの花が咲き始め、見頃は4月下旬ま続く見込み。
それでは、サクッとみてまわります。

入り口付近にある「舞子高杉」の群植。
鹿角市に住んでいたクリスマスローズの第一人者、故高杉繁雄さんが交配して作り出した品種です。


園内には花木がたくさん植えられおり、その樹木の株元を彩るように植え込まれています。
これは、たぶん定番の「ヘレボラス・オリエンタリス」かと思います。
うちにあるのと同じです。

原種のエリアもありました。


原種エリアで今回は咲いていたのは、H.オリエンタリスのみでした。
この品種がやっぱり強健なんですね。
全体にスギナが蔓延ってて、管理するスタッフは本当に大変かと思います。

園内の花木を何枚か記録します。
こちらは自宅のシンボルツリーと同じ、ジューンベリー。
もうすぐ咲きそうです。

早咲きで有名な河津桜もありました。

こちらは、ヒュウガミズキ。
昔自宅に植えたくて植木屋さんで探したことがある花木です。
低木で管理が楽なので小庭の植栽にお薦めです。

モクレンの花が咲きそうです。
濃紅色の花を咲かせる シモクレン(紫木蓮) です。

吉野ツツジです。
ジャクナゲとツツジの交配種、花つきの良い品種。
通称ツツジと呼んでいますが、シャクナゲに属するらしいです。

クレマチス花壇もありました。

ツバキの木の前に、フェンスがありました。
ここに這わせるようです。

丘の上の方、なにやら秘密の花壇風なので行ってみます。


「ヘレボルス・プリマドレス」なるものが植えられてました。
フリルがかかった花弁がバレエのプリマの衣装を思わせることからの命名とか。
地味なクリスマスローズの中で、珍しくゴージャス系です。



この辺りも、入り口付近に同じ「舞子高杉」の群植です。

カタクリの花の保護エリアもありました。

クリスマスローズの花は下を向いて咲くので、水に浮かべるのもいいです。
以上、クリスマスローズに特化した魅力的な庭園でした。
次は季節の花木を見に行きたいです。
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