年のせいでしょうか。月日が経つのが非常に早く感じます。
以下の入校式の記事を投稿してから早一年、弘前高等技術専門校の修了式の日となりました。
カテゴリー「庭師の訓練」もこれで最終投稿になります。
世界中がそうだったように、今年は技術専門校もコロナに振り回されました。
そんな中でも入校式の記事で記した年間予定の大半を消化できたことは、運がよかったのかもしれません。
しかし・・・
オープンキャンパスは規模縮小、
校内体育大会、庭園見学会は中止を余儀なくされました。
造園科は卓球の実力者を複数かかえて校内体育大会の優勝候補と目されており、
体育の授業にも熱が入ったものです。返す返すも残念でなりません。
また盛美園等の庭園見学会は、私が最も楽しみにしていたものでした。
時期をみて必ずリベンジします。
学校のイベントだけでなく、楽しみにしていた桜まつり、ねぷた等の弘前市のイベントもすべて中止。
弘前公園なんかしばらくの間、立ち入りすら禁止されてました。
本当に残念なことがたくさんあった一年です。
でも年の功とはよく言ったものです。
炎天下での草刈りとか厳しい作業もあったような気がするのですが、
つらいことは年とともに記憶が薄れてほとんど覚えてません。
逆に良い思い出は美化されて、結果として楽しかったことしか思い出せません。
そんな状態で今日の良き日を迎えられることに感謝します。
上記画像は、前日のリハーサルでの修了証書授与の練習風景。
御覧の通り、右の階段から登壇し修了証書を受領して左の階段から降壇します。
これを全修了生分、繰り返すわけです。
私の記憶では、高校でもここまではせずに代表者が卒業証書を受領したと思います。
たぶん、中学校の卒業式がこのパターンかと。
なので、40数年ぶりに登壇しての卒業証書受領になるわけです。
あと、造園科はけっこう年配の方もいるので、階段の段差が心配でもあります。
修了式本番を迎えました。
修了者数は全学科で54名、うち造園科は14名です。
記者席もありましたので、翌日の新聞に載るのでしょう。
若い学生さんの親御さんもけっこう参加されてます。
修了証書授与はリハーサルをしっかりやったおかげで、ほどよい緊張感の中トラブルはなく終了。
その後は
校長式辞、送辞、答辞と続いて厳かな雰囲気の中、セレモニーは無事終了しました。
今さらながら、ここに入校できたことは幸運で
本当に得難い一年間でした。
K先生、T先生、造園科の皆さん
ありがとうございました。
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