岩木山を観るレストラン「BonVue(ボンビュー)」に行く

店の庭

飲食店などの店に入る時、センスの良いアプローチに遭遇すると
庭好きの心が躍り思わず立ち止まる時があります。
また店内から見える中庭や、窓越しに見える眺めを楽しむことも大好きです。
そのような「庭」を持つ店を、カテゴリー「店の庭」として記録していきます。


今回、弘前市のBonVueに行ってきました。
こちらはテレビ朝日の『人生の楽園』(2017年6月24日放送)で放送されたレストランです。
以下の公式サイトのバックナンバーを是非ご覧ください。

https://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/sphone/backnumber/?pid=0068

店名の「BonVue」はフランス語の造語で「良い景色」という意味が込められてます。
その名の通り食事を楽しみながら雄大な岩木山の景色を眺める
というコンセプトで作られたお店です。
もともと人気店なのに、さらに今年はソーシャルディスタンスで1日2組限定ということもあり
予約が困難でしたが、やっと予約が取れて先日行くことができました。

場所は私が住んでいたアパートがある弘前学院大前駅から徒歩圏内にあります。

アパートを出ると、すぐに弘前学院大のキャンパスが広がっており
敷地内はお洒落な洋館が立ち並びます。
こちらは、礼拝堂でパイプオルガンも設置されてます。
おそらく卒業生の結婚式でも利用されていると思われます。

こちらは、国の重要文化財「弘前学院外人宣教師館」。
明治時代に、アメリカ婦人伝道局から派遣される婦人宣教師の宿舎として建てられたものです。
こういうレトロで味わい深い建物が弘前には多いです。
  
そしてキャンパス内をそのまま通り抜けていくと・・・

すぐに、レストランが見えてきます。
小高い丘のような立地で、建物の向こう側が開口部であろうことが推測されます。
なんと今回店に入る前に、気配を察知してご主人が出迎えてくれました。


席について、窓越しに外を観たところ。
フェンスに絡んでいるのは、ブラックベリー。
下の方に見える樹木群はリンゴの木です。

ごらんの通り、季節的には残念な状況でしたので
ご主人よりアルバムの写真を見せて頂きました。

左がブラックベリーの花。意外に花期が長く6月から1か月も咲くとか。
右が8月の収穫期です。
ブラックベリー、いいです。私も自分の庭に植えたくなりました。

こちらが当日撮影した、窓越しの岩木山。
あいにくの天気で、稜線がいまいちです。

こちらも、アルバムの写真を見せて頂きました。

春先、天気がいいとこんな景色を眺めながらの食事を楽しめます。


食事も魅力的なお店ですので、きちんと紹介します。
土日は以下のブランチコースのみです。

上:ビーツのムース
下:平目・ホタテ(昆布締め)・野菜のカルパッチョ

ビーツは赤かぶに似たボルシチの材料で、食べる輸血といわれる滋養強壮野菜です。
上記2品はいずれも体に優しい味で、前日宴会があって二日酔い気味の私にとっては、
薬膳料理の様に体に染み渡りました。

上:さざえのジェノベソース焼き
下:カニとサーモンのセルクル仕立て
 こちらはカニみそを贅沢につかった濃厚な一品。


上:カブチャ・ナス・赤ピーマンのポタージュ
下:伊勢エビのグラタン
  ※肉料理を選択時は、田子牛のステーキでした。

デザートのキウイのベークドチーズケーキ
このデザートのソースは、窓越しのブラックベリーで作ったものです。


評判通りの素晴らしい眺望と料理を堪能しました。
ご夫婦のホスピタリティにも感謝です。
今度は、このお店に来る目的で弘前訪問を計画します。
メルシー、ボンビュー!

コメント

タイトルとURLをコピーしました