庭を愉しむ季節が待ち遠しくて、Googleフォトで過去の画像を見て仮想庭園鑑賞の日々を過ごすことが良くあります。
そんな中、庭のセンスが抜群にいいレストラン「草花木果（そうかもっか）」を思い起こしてます。
「草花木果」は秋田市郊外の住宅地にある、隠れやのようなイタリアン。
店名からして、オーナーがいかに庭好きか良くわかります。
評判のいい料理のレビューは他の方にお任せして、私は庭に関してのみコメントします。
以下の画像は２０１８年８月訪問時のものです。
店のアプローチです。
つる性のオレンジ色の花はノウゼンカズラでしょう。
庭関連の書籍では、東北南部以南が適地で寒冷地では栽培が困難との記載がありますが、
真夏になると秋田市内ではよく見かける花木です。
このお店は、入り口の植栽だけでなく建物やテラス等の外構の雰囲気が、なんとなくスペインや南フランスなどの地中海風のリゾート地をイメージさせるデザインで統一されてます。
店内のテーブル席から、コンサバトリー越しに裏庭を望む。
コンサバトリーは屋内と屋外の中間的な空間で、より自然が感じられる非日常感が味わえるスペース。
秋田の寒い冬でも、温室として重宝すると思います。
南側に開けた裏庭は、前方に大きな沼？が見えます。
（※地図で見ると長者屋敷池という名前の池でした）
この大きな池と奥の森の借景は、ほとんど裏庭との境目なく一体となっており、
全体が良くデザインされたナチュラルガーデンの趣があります。
秋田市中心部から程よい距離感で、手軽にリゾートの風を感じることのできる店です。
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