2月に「秋田のターシャ」佐々木さんの本に関して、以下の記事を書きました。
この中で「春になったら必ず訪問し・・・」と明言し機会をうかがってましたが、今回やっと行くことができたので記録します。
場所は鳥海山の麓の大竹という小さな集落ですが、高速のICが近くて意外にアクセスは悪くありません。
金浦ICを降りたあと、大竹方面の看板にしたがって進んで行くと・・・・
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いきなり秀麗無比なる鳥海山が出迎えてくれて、何気に感動します。
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少し行くと大竹会館(ふくじゅ館)に到着。
ここの駐車場に停めて、手作りの看板を見ながら歩き、村の人を見かけたら話しかけながら進むのが正式ルートだそうです。
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こんな感じの看板があるので曲がって・・・
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細い路地を上っていくと
(本当にこんなところに花園があるのか?)
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ありました。
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入り口ではつる性のモッコウバラが迎えてくれます。
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倉庫の左側に這って咲いているのはクレマチス。
品種はモンタナ系のエリザベスだそうです。
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それでは母屋の裏側に沿って庭に向かいます。
緩やかに上る園路沿いがボーダーガーデンになってます。
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園路脇を青く彩る、アジュガ。
通常見かけるものより、大きく存在感があります。
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こちらはプリムラ(サクラソウ)の一種と思います。
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チューリップが多彩です。
30品種以上植えてるそうです。
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上りきったところのガーデンゲート。
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秘密の花園に到着しました。
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まずは、こちらのコテージ「タイムの家」で少し寛ぎます。
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中はこんな感じで、奥には薪ストーブもあります。
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入って左側のテラスで、ケーキセットを頂きながら庭を見る。
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石造りの園路が味わい深いです。
これは鳥海山大噴火によって飛んできた噴石で
この場所の竹藪を開墾した際に出てきたものを利用したそうです。
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真ん中の木はシンボルツリーのゴールデンアカシア。
枝を大きく伸ばし草花の背景となる6月頃が良さそうです。
それでは外に出ていくつか撮っていきます。
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青く涼しげでボリューム感のある草花は、カマッシア。
球根ですが、日本の環境に合っていて植えっぱなしで宿根草として扱えるようです。
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黒いチューリップの手前、淡いブルーの星型の花はチョウジソウ。
茶花としても利用されます。
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黄金葉のフウチソウが目立ちます。
周りの白い花はセラスチウム、花が終わったあとも銀白色の葉が茂って鑑賞価値が高いです。
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黄色のグランドカバーは、ラナンキュラス・ゴールドコイン。
一般的な球根のラナンキュラスとは別種の宿根草で、環境に合うと野生化するほど丈夫だそうです。
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シランも咲きそうです。
自宅にも植えていて、放任していても毎年必ず咲いてくれます。
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庭全体の程よい高低差が心地よいです。
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テラスから見えた、オオデマリ。
白い毬がパーゴラに零れ落ちるようです。
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シンボルツリーから「タイムの家」方向を見る。
落ち着いた庭ですが、6月にはバラやシャクヤクが咲き誇り絢爛豪華な世界になるようです。
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1時間ほど堪能し、帰ることとします。
「意思を持たないと辿り着けない隠れた花園」TIMEに、本日辿り着くことができました。
草花と樹木のなんとも自然な調和が素晴らしいです。
宿根草をベースに順番に常に何かが咲くようにレイアウトされてますので
季節を変えて何度も行きたい庭です。
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