先日ティマークの切り替え作業を実施中に、面白いものを発見しましたので記録しときます。
18番ホールのティグランドから見て前方左側の方向、レディスティの手前に”秋田市の木”ケヤキが植えられてます。
市内街路樹のケヤキは無理な剪定がたたって樹形が崩れたものが多いですが
こちらは自然樹形のままで風格あるたたずまいです。
やはりケヤキはこうでなくてはダメだと思います。
少し近づいてみます。
ケヤキの根元に何やら白いものが見えます。
何でしょうか。
なんと、ボールがケヤキの根に挟まっています。
覆われている状況からみて、力技ではめ込んだとは考えられません。
この光景を見た瞬間、私が連想したのは・・・
これです。
ユネスコ世界遺産である、タイのアユタヤ遺跡の超定番観光スポット。
菩提樹の根に覆われた“奇跡の仏頭”です。
仏教国のタイを代表する風景の一つで、テレビや観光ガイドブックで見た方も多いと思います。
大きな菩提樹の根のなかに埋もれた仏頭はどうやって作られたのか?
かつてアユタヤ王朝がビルマ(ミャンマー)軍と戦争した際に
仏像が破壊され仏頭が戦利品として持ち去られました。
その時に持ち去られずに放置された仏頭があり、木の根が長い年月をかけて持ち上げたとか。
なんとも神秘的な話です。
2つの奇跡を並べてみます。
どうでしょうか。
さすがに世界遺産の方に軍配が上がることは否めません。
でも双璧とは言いませんが
ケヤキの根に覆われた”奇跡のボール”も堂々たる押し出しです。
ところで、こちらの奇跡のボールはどうやって作られたんでしょうか?
ケース1)
ボールがちょうど入る隙間だった時に、誰かが意図的に挟み込んで放置。
その後、年月が経過し今の状況に。
ケース2)
18番のティショットがロストボールとなってケヤキの根元に偶然残った。
その後、年月が経過し今の状況に。
たぶん、ケース1のパターンかと推測しますが
ケース2の方がロマンがあっていいと思います。
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