天童市「あづま荘」の中庭で寛ぐ

ホテル・旅館の庭

サッカーJ2の応援で山形県天童に行く機会があり天童温泉に泊まってきました。
今回宿の選定にあたっては、HP等を見て「なんとなく庭がよさそうかも」という視点で決めました。
「松柏亭 あづま荘」になります。
  

宿に入ったら、将棋関係者が多数ロビーで将棋をしていて盛り上がっていて驚きます。
天童は将棋の駒の9割以上を生産していて、将棋の聖地なんですね。
当日も将棋連盟のイベントが開催されているようでした。

 
  

館内平面図です。
中庭があることは知ってましたが、どうやら2つの中庭があるようです。
  

ロビーから1つ目の中庭が見えます。
早速テラスの方へ出てみます。
  
  

チャボヒバ、シダレザクラ、モミジ・・・コンパクトな和風庭園です。
ちょうど大浴場から出た位置にテラスがあり
風呂上がりにここで寛いでほしいという思いが伝わります。
  

園路の先は小宴会場の部屋につながってます。
おそらく宴会場から見た構図も意識して設計されているでしょう。
  

テラスに目を戻すと、ウッドデッキに穴を開け元々あったモミジの高木をそのまま生かす形で床を仕上げてます。
これは私の好きなスタイルで、いつか自宅にも・・・
と考えた時もありました。
  

デッキから上を見上げる。
2本のモミジが天然のサンシェードになってます。
  

テーブル上のこのランタンが気に入りました。
LEDなんですが本当の炎のような雰囲気を演出してくれます。
後で調べたら、BOOS『Bluetooth炎音』という人気のキャンプ用品でした。
私も、そのうちポチッとするかもしれません。
  
  

2階の部屋に戻って、窓から中庭を見る。
こちらは2つ目の中庭です。
左下の方から入れそうなので、下に降りて中に入ってみます。

ここから入ります。
  

館内平面図では池でしたが、全て植栽空間になってました。
  

園路というよりは作業用の通路が確保されているという感じで、あまり散策は想定していないかもしれません。

もう少し進んでみます。
   

この先に何かありそうで、冒険心を掻き立てます。
なんか悪いことをしているゾクゾク感もあります。
   
  

館内平面図の左側の池に到着しました。
やはり日本庭園には錦鯉です。
ここを囲むように配置された1階の部屋が、庭を観る特等席のようです。
ほとんどプライベートガーデン風で、こういう造りも面白いです。

天童温泉は市役所等がある中心部とほど近い、街中温泉でした。
よって外から見ると温泉情緒はありませんが、館内の中庭の風情がそれを補っていると私は理解しました。
  
追伸)サッカーの試合は負けて悔しいです。
   来年必ずリベンジします。

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