にかほ市のTDKゲストハウスに行ってきました。
TDKの創業者がにかほ市出身の齋藤憲三さんであることから、現在も周辺に多くの生産拠点を構えてます。
ここには「TDK歴史みらい館」があり、TDKの製品・技術がどのように社会の進化に役立ってきたのかを体感できる施設となっています。
この、みらい館に併設されているレストランがTDKゲストハウスになります。
「TDK歴史みらい館」は過去に訪問済みなので、今回はレストラン目的での訪問となります。
秋田市から1時間ほどで到着。
レストランのランチは予約できません、到着順の受付となります。
※実はディナーもやってて、美味しいコース料理を堪能できるらしいのですが
残念ながらTDK関係者同伴が必要となってます。
ゲストハウスヘは勝手に入ることができません。
受付スタッフがIDカードで解錠し、その案内に従います。
受付スタッフの案内で進んで行きます。
こういう回廊があると何やら秘密の場所に誘われる感があっていいですね。
この先に何があるんだろうという期待感が高まります。
回廊の窓が額縁のように区切られていて、庭が絵画のような感じです。
さらに進んで行くと、茶室のような部屋もあります。
接待や従業員の福利厚生施設として利用されているかと思われます。
エレベーター前まで来ました。
ここから上がった先が、ゲストハウスになります。
エレベーターを出ると、ホテルロビーのような装花アレンジメントが迎えてくれます。
すぐ横のカウンター席の雰囲気が素晴らしかったですが、お客さんがいたので今回撮影は遠慮しました。
案内されたゲストルーム。
窓際の席だとご覧のように、庭や日本海を眺めながら食事を楽しめます。
メニューはランチ5種類ほど。
一番人気は由利牛の赤ワイン煮込みのようでしたが、
私は「海老とイカのジェノバ風スパゲティ」をいただきました。
忖度なしに非常においしいです。
しかも何を食べても820円、採算度外視の料金設定なのでしょう。
料理だけでなく調度品・食器類・サービス等のクオリティを考慮すると
倍の料金設定くらいで妥当かと思いました。
食後は、敷地内の庭を散策します。
敷地内に入ってすぐのバラコーナー。
大変残念ながら花の見頃は終わってましたので、代わりに公式ツイッターの画像を拝借します。
「プレジデントソノ」という薔薇で、TDK3代目社長 素野さんがご自分の庭で新種作りをし
実際に品種登録されたとのことです。
元々工場があった場所なので、敷地は広いです。
創立五十周年記念樹はサルスベリ。
TDK野球部の偉業、平成18年の都市対抗野球大会で優勝した時の記念樹。
サツキの前の木は常緑樹のようですが、何でしょうか?
後で調べてみましたが、葉の特徴から「タブノキ」という木かと思います。
あるいは「ヒメユズリハ」の葉にも似ています。
齋藤憲三先生の銅像の方に行ってみます。
銅像の周辺のバラはいい感じでした。
芝生の管理が素晴らしいです。高麗芝ですね。
ゴルフ場のフェアウェイより綺麗です。
東屋へ向かう階段を上がります。
階段の右側の列植は、赤い花が咲いていたようです。
何でしょうか?
花は終わって、ミニトマトのような実ができてます。
この木はハマナスですね。
秋にはトマトのように赤くなり、梨に似た甘酸っぱい味がするとのことです。
ハマナスの語源にはいくつかの説がありますが
赤い果実を赤茄子(トマト)に見立て、
浜辺に生える赤いナスからハマナスという名前になったという説があります。
この近くには、はまなす温泉という施設もありますから
群生しているのかもしれません。
階段の左側は生け垣ですが、白い花が咲いてます。
シャリンバイです。
枝の分岐する様子が車輪スポークのようで花が梅に似ることから付いた和名です。
東屋から日本海を見る。
反対方向、鳥海山を見る・・・・・
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つもりが、あいにくの曇りで秀麗無比なる霊峰は見ることができませんでした。
以上です。
今回はブログ趣旨の関係上省略しましたが、歴史みらい館は感動の宝庫です。
秋田県民、一度はここにきてTDKさんの底力を体感して頂きたいものです。
また、いつかはTDK関係者と共にここでディナーを愉しみたいと切に願ってます。
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