本日、高校サッカーの観戦で由利本荘市の西目カントリーパークに行ってきました。
せっかくなので周辺に何か庭らしきものがなかったかと思案した結果、思い出して立ち寄ったのがここです。
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「ハーブワールドAKITA」
いつ以来か思い出せません。おそらく十数年ぶりの訪問です。
超久しぶりですが、手作り感満載の雰囲気は変わってません。
せっかくなので、ハーブ中心にいくつか記録します。
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庭に出ると、最初に目に入るのは「ポピー」の群生。
ケシ科の植物で、世界中で約150の品種があるらしい。
中にはモルヒネやアヘンが採れる品種もあるとか。
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こんな木も販売していました。スモークツリーです。
煙のように見える花のユニークさや、ワインレッドの葉がカラーリーフとしても人気があります。
しかし成長がとても早くて普通の庭に植えると大変なことになります。
近所でも樹形を保つのに苦労して、結局切り落としているのを見かけたことがあります。
また、ウルシ科なので弱い人はかぶれることもあります。
まあ桜を植えられるくらいの邸宅でなければ、おすすめできない木です。
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チャイブです。
中空の細長い葉にマイルドなネギの風味があり、和洋中いずれの料理にも利用できるとのこと。
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ハーブティーでおなじみ、ジャーマン・カモミールのカーペット。
私も市販のカモミールティーをよく飲んでます。
(※仏語:カモミール、英語:カモマイル)
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こちらは黄色い花のカモミールで、ダイヤーズ・カモミール。
ハーブとしての利用は染料に使う程度です。
次に主役のラベンダーを4つほど。
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園内で最も広い範囲に植えられているのが、こちら。
イングリッシュラベンダーの改良品種「濃紫3号」
北海道 富良野のラベンダーとして有名で早めに花を咲かせる品種です。
花後刈り込んでおけば冬までにもう一度花を咲かせるそうです。
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こちらは、ストエカスラベンダー。
花穂の先にウサギの耳のような苞葉が出ているのが特徴。
地中海諸国で自生するので寒さに弱く、こちらではハウス管理となってます。
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こちらは、デンタータラベンダー。
デンタータ「歯のような」という意味で葉っぱの切れ込みが歯のように見えるのが特徴。
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こちらは、イングリッシュラベンダー。
ハーブの女王とも呼ばれ、気分をリラックスさせる良い香りを持っています。
次はサルビア(セージ)系をいくつか。
(※ラテン語:サルビア、英語:セージ)
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チェリーセージです。
植えっぱなしで初夏から秋まで長く咲く宿根草と言われてますが
耐寒性は-5度くらいなので、東北以北では鉢上げ等の防寒対策も必要とよく本には書いてます。
ここは地植えで大丈夫そうです。
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セージです。
万能の薬草として昔から尊重されてて、西洋ではことわざがいくつかあります。
「長い生きしたければ5月にセージを食べよ」
「セージがある家には医者いらず」など。
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ペインテッド・セージです。
白・ピンク・紫等で彩られた(PAINTED)ことから、この名前がついてます。
鑑賞用の一年草です。
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パイナップルセージとアメジストセージの開花は10月なので、ご覧の状態でした。
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参考)パイナップルセージの開花画像です。
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参考)アメジストセージの開花画像です。
あとは、目に留まったものをいくつか。
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ストックです。
ヨーロッパでは多年草ですが日本では一年草の扱い。
花持ちがよく切り花やフラワーアレンジメントとして使用することに向いています。
ただ、この配色は原色感が強すぎて気持ち悪いです。
6/11追記
ストックではなく、キンギョソウに訂正です。
両者は非常に似てて少し離れて見ると見分けがつきませんが、キンギョソウは先が尖ってたり
葉も少し違いがあります。
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さりげなくビワが植えられてました。
造園科の温室にあったビワの木を思い出します。
当然秋田では冬越しできませんので、鉢ごと移動して冬は屋内管理です。
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ボリジです。
地中海原産で昔は野菜として利用されてきたとか。
青い星型の花と、産毛に覆われたような葉が特徴です。
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ニゲラです。
英名は「Love in a mist(霧の中の恋)」、和名はクロタネソウ(黒種草)です。
色彩が派手過ぎず涼しげな感じで、ビジュアル的にこの花が一番琴線に触れました。
曲がりながら伸びている雌しべの存在感がすごいです。
以上、短い時間なので普段は見ない植物をメインに記録しました。
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