ツリーハウスか?  高木のヒマラヤスギ剪定のため足場を組む

庭師の訓練
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技術専門校の校門を入ったところに高木のヒマラヤスギがありますが、高さがあり普通の三脚では剪定が困難なため足場を組む必要があります。
というわけで本日は足場組みの実習です。これがなかなかの本格的な作業なんです。
 
 

上の画像は一階足場のための土台を作っている状態です。ここまで来るのに結構苦労して時間を要してます。
作業の肝は丸太同士を組む時のロープワーク。
直角に近い角度で交差する2本の丸太などをしばり合わせるときに用いる方法で、「角縛り」というそうです。
スクエアで見た目が美しく、割りを入れることで強度も十分に保たれてます。
祭りの櫓組みなんかで良く見かける方法ですね。
  

一階土台の丸太をさらに安定させるために、木の幹に対しても同様に「角縛り」で結合します。
  

土台の丸太にアルミの歩み板を通し、一階の足場を完成させます。
  

一回の足場が完成したので、その上に上がり作業を継続します。
画像は安全のための手すりを取り付けている様子。
  

手すりを四方に取り付けた後に、次に二階部分の土台の丸太を取りつけます。
  

二階部分の土台の丸太にアルミの歩み板を通し、二階の足場を完成させます。
  

最後に、二階の安全作業のための手すりを取り付けて完成です。

何やら森の中の秘密基地を作るような作業で楽しめました。二階でゆっくりお茶でも飲みたい気分です。
造園科はお年寄りが多いですが、皆さんまだまだ少年の心を持っています。

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