小春日和の今日この頃、
市内の日本庭園が紅葉の見ごろを迎えたとの新聞記事を見て、早速行ってきました。

場所はここです。
県立小泉潟公園の中にある水心苑。

パンフレットでは、ここは秋田県では初めての本格的な「林泉廻遊式日本庭園」と記載されてます。
日本庭園の様式で「池泉回遊式庭園」というのが造園の教科書でも定番ですが
池泉ではなく林泉とはどう違うのでしょうか?
同義語でしょうか。少し調べました。
林泉回遊式庭園とは 池泉回遊式庭園に比較して林泉回遊式庭園は、「池の周りの陸部に様々な趣向を凝らしたもの」で、陸部分がより起伏に富んでいるのが特徴である。 代表的なものは東京の清澄庭園、大阪の慶沢園。
なんとなく理解はしました。
大阪の慶沢園は「植治」施工でいつか行きたいと考えてたので、その時に深堀します。
水心苑の設計者は、大阪万博の日本庭園を手掛けた田治六郎さんという方です。
それでは起伏に富んだ陸部を意識して鑑賞します。
ところが・・・・

なんと現在苑内の園路補修工事のため通行規制が入っていて、3分の1くらいしか入れません。
新聞の記事にはこの件は全く掲載されてませんでした。残念すぎます。
不意打ちをくらいましたが、せっかくなので少し写真を撮っていきます。

左側の園路から見ていきます。







上の池の滝見亭まで来ました。
写真を撮ってる人が多いです。



このアングルで、水面に映し出された紅葉を狙いましたが・・・
光の関係で鮮明に撮ることができませんでした。

滝見亭から先は行けませんので、戻ることとします。


手前の下の池まで戻り、築山方向を見る。
本日はこのくらいで帰ります。
次は通行規制がない時に訪問し、林泉回遊式庭園の神髄に迫りたいと思います。
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