上野公園の穴場「東京国立博物館の庭園」に行ってみる

国内の庭

先日都内の大名庭園巡りをしましたが、ついでにここにも立ち寄ってきました。
  
   
  

日本が世界に誇る「東京国立博物館」通称トーハクです。
何度来ても威厳に満ちた本館のたたずまい、素晴らしいです。
ちなみに左の大きな木はトーハクのシンボルツリーのユリノキで
公式キャラクターのモチーフになってます。

東京国立博物館 公式サイト提供

右が「トーハクくん」左が「ユリノキちゃん」です。
  

本館右手前の刈込も、ここにあると芸術作品のようです。
   

今回の目的は庭園探訪なので、直接庭園に向かいます。
博物館に入る予定はなくても、トーハク敷地内なので入場料は必要となります。
  

本館の右側の庭園入口。
やっぱりサクラの時期がおすすめなんでしょう。
  

入り口の横にはガーデンテラス併設のカフェがありました。
上野公園内のカフェはどこも異常に混むのですが、ここは有料エリアなのでさほど混雑してません。
穴場かもしれません。
  

庭園案内図です。
茶室がいくつか移築されてるようです。
左回りで、ざっと見てきます。
  

園内にある五重塔で徳川五代将軍綱吉が法隆寺に奉納したもののようです。
  

五重塔をすぎて最初に目に入ってくるのは春草廬という茶室です。

17世紀後半に建てられたもののようです。
  

春草廬の辺りから池の方を見る。
   

こちらは17世紀前半に建てられた転合庵。
小堀遠州が京都伏見に建てた数奇屋の一部が移築されたものとか。
小堀遠州といえば江戸時代の茶人として有名ですが、作庭家としても超メジャー級の方です。
  

転合庵の前から池越しに本館を見る。
  

こちらは、六窓庵の露地。
深山幽谷の景が、いい感じで表現されております。
  

これは腰掛待合かな。
  

六窓庵の前から池越しに本館を見る。
  

ツツジの奥は応挙館という建物で、カフェとして使用されてました。
  

この辺りはガーデンチェアが配置され、まったりできそうな感じです。
  

本館前のオオシマザクラ。
ソメイヨシノよりも一足早く満開を迎え、真っ白な花を咲かせます。

一周して本館前まで来ました。

2021年の再整備で設けられた、長く直線的なボリュームの腰掛。
ここで多くの外国人観光客が、思い思いの時を過ごす様を見て嬉しくなりました。

トーハクに行った際には、是非こちらの裏庭にも足を運んで頂きたいです。

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